サッカーの豆知識を知れば知るほど、試合観戦の時に面白くなります。ここでは、世界で違うトレーニング法について紹介します。サッカー選手を鍛えるためには、トレーニングは重要です。選手を強化しようとして常に試行錯誤されています。

例えばオランダのトップクラスのクラブでは、12～16歳の時期に体幹を鍛えるために柔道がトレーニング項目として採用されていたことがありました。関節や筋肉を駆使する柔道は、フィジカルに効果的ということで採用されていたようです。

フランスでは、コーディネーション能力（周囲の状況を耳や目で感知して頭で判断して筋肉を動かす一連の動作）をアップさせるためにダンスの講師を招いてトレーニングしていたことがあったそうです。他にも、かつてのフランス代表では98年のワールドカップ直前に3600km級のアルプス登山を選手に要求しました。心肺機能を強化するためだったようですが、過酷で危険すぎる強化方法と言われました。

日本の札幌のチームでは、ピッチの周囲を走るだけではなく、グラウンドからあまり離れなければ好きな場所を走っていいというトレーニングにしました。好きな景色を見ながら体を鍛えることができて、一石二鳥です。