鹿島 サッカーの知識

サッカーは世界中で愛されるスポーツであり、日本人でも海外サッカー好きは数多くいます。そのような人たちから見ると日本のJリーグはまだまだレベルが低いと思われがちですが、それでも積み重ねて来た歴史は確実にレベルアップに繋がっています。Jリーグを語る上で欠かせないものとして、Jリーグ創設時からJ1で上位に居続けている鹿島アントラーズの存在があります。

最近ではクラブワールドカップであのレアル・マドリードと決勝を戦い敗れはしたものの世界に強烈な印象を植え付けました。そんな鹿島アントラーズの特徴は創設時から変わらないブレない姿勢です。秀でた選手を引き抜くのではなく、若手から選手を育てどんな時にも誰が出ても安定感のある試合運びが出来るのです。そして常にチーム全員で勝つことを意識してプレイします。

今ではJリーグ好きな人たちの間では定着している「鹿島る」という言葉があり、終了間際になるとコーナー付近でボールを持ち続け相手選手に当ててスローインやコーナーキックを獲得しながら時間稼ぎをするのです。Jリーグを観戦する際にこの知識を持っているとそのシーンを目にした時に納得することでしょう。昔はあまり良い意味ではなかったようですが、現在ではこの勝つための姿勢こそ強さの秘訣だと賞賛されているのです。

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