サッカースペイン代表の特徴

ヘディング

サッカースペイン代表と言えば、無敵艦隊と評されワールドカップでも優勝候補に挙げられる強豪チームです。ヨーロッパだけではなく、世界中のサッカーファンを虜にしたスペイン代表のサッカーは、2008年の欧州選手権を勝ち抜いてから、一貫してティキタカと称されるパスサッカーを採用していて、圧倒的なボールポゼッションで相手に攻める時間さえ与えず、一方的に攻め続けるような印象があります。しかしパスがメインの戦術という事もあり、相手チームがゴール前を人数で固めてきた事で、攻め手を失い、ことごとくカットされ、カウンターを受ける場面が多くなりました。その反省を踏まえ、最近ではドリブルで打開できる選手を組み込んできているので、相手チームからすると、ゴール前を固めているだけだと危険な位置からドリブルを仕掛けられる為、対応がより困難になります。今までの長所を維持しつつ、さらにウィークポイントだった点を改善し、常に進化しています。

近年はクリーンなプレーでも知られ、フェアプレー賞も何度も受賞しています。世界的に大人気なスポーツのサッカーの中で常に強豪チームであり続けるスペイン代表の魅力は選手、監督はもちろんですがチーム全体で進化し、スポーツマンシップを持ったプレーです。