Jリーグは海外移籍へのステップアップのリーグとしても注目

オーバーヘッド

Jリーグが開幕してから20年以上が経った昨今、Jリーグを取り巻く環境は大きく変わっています。これまで考えられなかった海外への移籍が活発に行われる様になって来ているのです。

2000年前後までは、海外から助っ人が来る事はあっても、助っ人として海外にJリーグの選手が行く事はありませんでした。ところが、中田英寿選手や中村俊輔選手などが海外に移籍して活躍する様になると、一気にJリーグから海外リーグへという流れが出来始めたのです。セレッソ大阪出身の香川選手や清武選手などはJリーグで数年プレーしただけで才能を見抜かれ、海外に移籍して成功を収めるなど、海外リーグへの移籍、そして、成功が当たり前の事となっていきました。近いところでは、クラブW杯で活躍した柴崎選手がスペインに移籍したのが記憶に新しいところです。

また、その流れは日本人だけでなく、Jリーグで活躍する外国人選手にも当てはまる様になっています。

例えば、東京ヴェルディなどで活躍したブラジル人のフッキ選手はヨーロッパの強豪リーグに移籍して、ブラジル代表に選出されるまでに成長しました。

この様にJリーグは海外移籍へのステップアップのリーグとしても注目度合いの高いリーグとなっています。